憲法学習会を開催しました

　3月16日（土）ふれあい健康館ホールにて徳島県生協連主催、「大阪のおばちゃん」こと谷口真由美さんを講師に迎え「憲法学習会」が開催され、約100名の参加がありました。

　谷口さんのイメージとは違って（笑？）　けっこうシリアスな学習会でした。

　憲法は103条からなるパッケージ。9条に自衛隊を明記する、しないだけの問題ではありません。

　そもそもこの憲法を守る義務があるのは99条に規定された「・・・国務大臣、国会議員、裁判官その他公務員・・・」つまり権力者の皆さん（安倍さん勘違いは困ります）で、それを守らせるのは主権者である私たち国民です。権力者の国民いじめを防ぐために、国民の権利（基本的人権、男女平等、思想信条の自由、表現の自由、学問の自由などなど）を定めているのが憲法です（私たちの守護神？）。

　だけど、国民がボーっと生きていると、アッと言う間に憲法は変えられて、国民の権利は吹っ飛んでしまいます。主権者の私たちは憲法を学び、権力者の都合で変えられないように、しっかり監視していかないといけません。

（参加者より）

日頃ほとんど読むことのない憲法ですが、私たちの権利が書かれていることがよくわかりました。けれど憲法12条には「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない。」と書かれていて、自由や権利は私たちで守る努力をしなければいけないことを知りました。

憲法前文を初めて詳しく読みました。ものすごく高い理想が書かれていると思いました。前文に出てくる「日本国民は」を「私は」に置き換えれば、よくわかると先生は言われました。前文最後に「・・・この崇高な理想と目的を達成することを誓う。」とあります。誓っているのは「私」なんですね。